いざレポートを渡されて、QRコードからオンライン版のレポートを見ても、「この言葉の意味は何?」など、よくわからないところも多いと思います。
この記事では、そろばんデータポータルのレポートに表示される内容やその読み方などについて、詳細に解説していきます。
この記事の内容は、動画でもご覧いただけます!
そろばんデータポータルそのものについては、以下の記事からご覧ください。
レポートの構成
レポートは、4ページで構成されています。
- まとめ
- かけざんの詳細
- わりざんの詳細
- みとりざんの詳細+ランキング
1ページ目の「まとめ」のみ、毎月教室にてお渡ししています。
2〜4ページ目は、オンライン版でのみご覧いただけます。
1ページ目:まとめ
レポートのイメージ
各項目の説明
① 名前と生徒番号
教室で解くプリントには、かならず名前と生徒番号を書いています。
生徒番号は、在籍中はずっと使う番号ですので、忘れずにおぼえておきましょう。
② 期間
ページを開くと、「先月」の期間になっています。
(例:11月9日に開くと、10月1日〜10月31日)
月に1枚、紙でお渡しするレポートは「先月」の期間のデータですが、オンライン版では、ご自身で期間を変更することで、ページ内のデータが連動して表示されます。
③ 級
設定した期間内に、いくつかの級のデータがある場合、級を絞り込んで表示することができます。
④ 点数
期間内に解いたプリントの点数を棒グラフで表示します。
1日に2枚以上プリントを解いた場合、日付の後に②、③…と表示されます。
期間を設定することで、複数月のデータを並べて表示することもできます。
(表示できるグラフは、期間内の直近10件のみです。)
⑤ 得意/ニガテ
解いた問題の問題パターンごとの正答率にもとづき、得意/ニガテなパターンを判定し、
得意なパターンはその名前のみ、ニガテなパターンは名前と例題をこの欄に表示します。
この欄は、「②の期間内でもっとも後ろにある月末日」の月のデータを表示しています。
(例:10月1日〜10月31日の場合、10月のデータを表示)
月末日を含まない期間を設定した場合、何もデータが表示されませんのでご了承ください。
⑥ 直近4か月の推移
ページを開いた日付から過去4か月の平均点を、折れ線グラフで表示します。
(例:11月9日に開くと、7月〜10月のデータを表示)
2回前の試験の時期からのおおまかな点数推移を確認する目的で表示しているため、
このグラフは②の期間とは連動せず、固定表示としています。
⑦ コメント
解析データだけでなく、指導者間で日ごろの教室の様子などを共有した上で、教室からのコメントを表示します。
お子様のがんばり、よくできたところ、つまずいたところ、今後の指導方針などを記載しますので、ぜひご一読ください。
この欄は、⑤と同様、「②の期間内でもっとも後ろにある月末日」の月のデータを表示しています。
(例:10月1日〜10月31日の場合、10月のデータを表示)
月末日を含まない期間を設定した場合、何もデータが表示されませんのでご了承ください。
⑧ QRコード
紙で配付したレポートのQRコードをスマホなどで読み込むと、オンライン版レポートにアクセスできます。
オンライン版レポートのURLは、一人ひとり別のものですので、他のお子様のデータが見えることはありません。
また、来月以降もオンライン版レポートのURLは変わりません。
プリントがデータ化されるたびに、オンライン版レポートに随時反映されていきます。
初回以降は、紙のレポート配付を待たずに、最新のデータをご確認いただくことができます。
2〜4ページ目:かけざん、わりざん、みとりざんの詳細
ページの切り替え方
ページ左上にある、図の赤枠の部分「まとめ(1/4ページ)」のあたりをクリックすると、下にページ一覧が出てきますので、進みたいページをクリックしてください。
赤枠の左右にある「<」や「>」をクリックしても、ページを前後させることができます。
レポートのイメージ
各項目の説明
① 名前
② 期間
ページを開くと、「先月」の期間になっています。
(例:11月9日に開くと、10月1日〜10月31日)
ご自身で期間を変更することで、ページ内のデータが連動して表示されます。
③ 級
設定した期間内に、いくつかの級のデータがある場合、級を絞り込んで表示することができます。
④ スピード
全ての問題のうち、答えを書けた問題の割合を表示します。
1〜9級の場合、各種目は全15問ですので、全てのプリントで15問解けていれば100%、
平均12問解けていれば80%、と表示します。
また、数値の下には、前月の数値との比較が小さく表示されます。
⑤ 正答率
答えを書けた問題のうち、正解だった問題の割合を表示します。
全問答えを書けていなくても、書いた問題が全て正解なら100%、
半分しか正解していなければ50%、と表示します。
④と同様、数値の下には、前月の数値との比較が小さく表示されます。
⑥ 問題パターンごとの正答率
かけざん、わりざん、みとりざんの各種目において、問題のパターンをいくつかに分類しています。
(複数のパターンに重複して分類されることもあります)
そのパターンごとに、答えを書いた題数、正解した題数、正答率の数値と棒グラフを表示します。
正答率が90%以上なら青字で、70%未満なら赤字で表示します。
※ 問題パターンの分類は独自ノウハウのため、外部に公開していません。
⑦ 間違い方のパターン(推察)
一問一問間違えた内容を確認して、その内容から推察される間違い方のパターンを判定しています。
パターンごとの件数を累計して、棒グラフで表示します。
⑧ ?マーク(間違い方パターンの説明、対応策など)
それぞれの間違い方パターンについての解説や、その間違い方パターンが多い場合の練習方法や注意点などをまとめた記事へアクセスできます。
※ このページへのアクセスは、データポータルから直接、または、教室生限定ページからのみ可能です。
⑨ こんな問題に気をつけよう!
⑥ 問題パターンごとの正答率 が低いパターン2つの、名前と例題を表示します。
(題数を考慮し、正答率が低くても表示する対象に選ばないことがあります)
4ページ目下部:ランキング
ページを開いた日の前月における、1〜9級を練習する全ての生徒を対象に、
かけざん、わりざん、みとりざん各種目の、正答率上位5人を表示します。
(例:11月9日に開くと、10月のランキング)
同率の場合、レポートに表示しきれない場合があることをご了承ください。
また、このグラフはページ右上の期間とは連動せず、固定表示としています。
レポートの内容は、概ねご理解いただけましたでしょうか。
解析結果の数字は、ただ眺めているだけでは宝の持ち腐れであり、
数字から何に気づき、どう練習するかがとても大切です。
1ページ目のコメント欄には気づきの一部を記載していますが、
ご家庭でもいろいろな角度から上達のヒントを探っていただいて、
そろばんデータポータルを最大限活用していただけたら幸いです。