かじつそろばん教室/絶対数感|久我山・高井戸・吉祥寺
かじつブログ

計算間違いを減らす3つのチェック【そろばん/筆算共通】

みなさんこんにちは!かじつそろばん教室です。


慎重に計算しているのに、間違いがなくならない…


そろばん、筆算ともに、よくあることですよね。


いきなり結論です。計算間違いを減らす方法、お教えしましょう。


それは、

・解きながら
・サッと
・別のやり方で


チェックすることです。


この3つのキーワードに沿ってチェックすれば、計算間違いをかなり減らすことができます。


以前の動画では「間違いは上達のために必要なもの」というお話をしました。

これ自体はその通りで、間違ってしまったものは、間違った理由を知って、間違わないように対策をしましょう、ということは変わりません。


ただ、やはり、当たり前ですが、間違いたくはないですよね。


というわけで、この記事では、間違いを減らすための具体的な方法をご紹介していきます。


記事の最後では、新しい動画コーナーについてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。


それでは早速、説明していきましょう!


※この記事の内容は、動画でもご覧いただけます。

「見直し」の弱点

計算問題の答えの間違いを減らす方法というと、見直しが思いつきますよね。
見直しとは、書いた答えが合っているか、チェックすることです。


そろばんだけではなく、学校のテストなどでも、「早く終わった人は見直しをしましょうね」と言われますよね。


動画「絶対数感」のシリーズでも、見直しのやり方についてお話しした回があります。

この見直し自体は、とても大事なことですので、もちろんやるべきです。


でも、見直しは、最後まで問題を解き終わった後にやるものですよね。


ということは、このようにも言えます。

時間がなくて全部の問題が終わらない人は、見直しができない。


これが、見直しの最大の弱点なのです。


1. 解きながらチェック

そこで、1つ目のキーワード「解きながら」です。
間違っていないかのチェックは、問題を解きながらやっていきましょう。


そろばんの計算は、以下の作業の繰り返しです。

・やり方を考える
・珠をはじく
・答えを書く


この1つ1つの途中で、正しい答えになっているか、間違っていないかをチェックしていきましょう。


そうすれば、最後の問題まで終わらなくても、全部の問題をチェックできていることになります。


2. サッとチェック

でも、そんなにたくさんチェックしていたら、余計な時間がかかってしまう…


たしかに、その通りです。
ここで、2つ目のキーワードで挙げた「サッと」が大事になってきます。


チェックにかける時間は、ほんの少しだけ、短い時間におさえるようにします。


一問解くのにかかる時間は少し長くなりますが、このチェックで間違いを減らせることになるので、結果として点数が下がることはほとんどありません。

全問正解でも、何問か間違っていても、同じ点数だったら一緒じゃん。


たしかに、「そろばんでは」そうかもしれませんね。


でも、大人になって社会に出たら、決してそんなことはないですよね。


同じ点数、実力の人だったら、間違いの少ない人の方が信頼されて、より大事な仕事を任されることも増えるでしょう。


そろばんを通じて、間違いにくい計算方法を身につけてほしいと思います。


3. 別のやり方でチェック

では、どのようにチェックすると良いのでしょう?


これは問題によって具体的な方法は違いますが、
3つ目のキーワード、「別のやり方」でチェックしましょう。


上でご紹介した見直しの動画でも、

・かけ算をわり算で見直しする
・みとり算は2口目から計算する


など、最初に計算した方法とは違う方法で見直しをすることが大事、と話しています。


ただ、解きながらサッとチェックするときは、そろばんの計算は使わないで、もっとシンプルな方法で大丈夫です。


例えば、51×6という問題があったとします。


正解は306ですが、そろばんでは360という間違いが多く見られます。


なぜかというと、5×6=30を置いた後、1×6=6を置く位置が、一の位ではなく十の位になってしまうからです。

左:306(正解)、右:360(間違い)


このような間違いに、解きながらその場で気づくにはどうすれば良いでしょう。


例えば、答えを書く時にチェックして気づくという方法があります。


答えを書きながら、かけ算の答えの最後の桁が合っているか、毎回必ずサッとチェックするようにします。


今回の360という間違いのように、一の位が0になるということは、以下の2つのパターンしかありません。

・かける数のどちらかが0で終わる(例:50×3)
・一の位の九九が0で終わる(例:35×4)


この問題は、2つのどちらにも当てはまりませんので、一の位が0になることは絶対にありません
(問題が整数の場合に限ります)


このような「明らかに間違っている」ことを見つけるためのチェックをしていくと、間違いをかなり減らすことができます。


また、このようにそろばんの計算以外の方法でチェックすることで、問題へのアプローチが変わるため、間違いを見つけやすくなります。


間違いを減らす動画集!

今回のテーマ「計算間違いを減らす3つのチェック」のご紹介はこれで終わりですが、

言っていることはわかったけど、そんなすぐにうまくできるようにならないよ。。。


という声が聞こえてきそうです。。


そこで、毎日一問、みなさんと一緒に問題を解いていく、新しいコーナーを作りました!


コーナーの名前は「かじいち!」です。
かじつそろばん教室の今日の一問、ということで、かじいち!という名前をつけました。


みなさんにも一緒に問題を解いていただきながら、

・間違いやすいポイントの解説
・間違いに気づくためのチェックの方法


といった、間違いを減らすための工夫についてお話ししていきます。


このような工夫は、一度説明を聞いたからといって、すぐにできるようになるものではありません。


いろいろな問題を見て、考え方に慣れていって、少しずつ練習で試してみていただけたらと思います。


そろばんは、反復練習することで圧倒的な上達を生みますが、それは正しい理解や、多角的な理解があってこそ、効果があるものです。


かじつそろばん教室は、計算だけで終わらせないという理念を持っています。


「かじいち!」での説明には、そろばんのやり方以外にも、数の概念や法則などを盛り込んで、数の理解を深められるように工夫していきます。


そろばんや暗算が上手になりたい!と思うみなさんの、少しでもサポートになれたら幸いです。


かじいち!の再生リストはこちらからどうぞ!

かじいち! かじつそろばん教室の今日の1問、略して 「かじいち!」 毎日1問、一緒に問題を解いて、間違いにくい考え方を身につけていきま youtube.com

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

無料体験受付中
かじつそろばん教室は、東京都杉並区、
京王井の頭線『富士見ヶ丘駅』より徒歩1分!

⭐️オンラインコースも開校中⭐️
完全オンラインで学べるそろばんの通信教育『おおぞらパス』も開校中!
大人の方でもお子様でも、そろばんをご自宅で気兼ねなく学べます。


入会費無料!オンラインそろばん学習

そろばん通信教育システム
「おおぞらパス」

ご自宅でも、教室とおなじテキスト・指導法をじぶんのペースで学べます。